火災保険料が値上がりします!!

2022年に入って早々、小麦粉やジャガイモなど原料価格のアップにより、パンやパスタ、ポテトチップなどが値上がりされましたね。

また当社で災害時用に備蓄しているカップヌードルも今年の6月1日出荷分から値上げすると発表され、カップヌードル好きが多い当社では大騒ぎとなっております。

実は、当社の商品である火災保険でも値上がりを予定しています。

保険会社は保険料を決定するにあたり、損害保険料率算出機構が提示する「参考純率」をもとに各社料率を決めています。

その「参考純率」が全国平均10.9%引き上げられることが決定しました。これは2005年の8.7%引き上げを上回り、過去最大の引き上げ幅です。参考純率をどのように使用するかは各保険会社の判断によりますが、各保険会社は参考純率の改定内容を踏まえた料率の見直しを行うため、保険会社を問わず火災保険料が値上がりするものと思われます。

ではなぜ火災保険料が値上がりするかというと、台風や豪雨等、急激な気候変動による大規模自然災害が増加し、保険金支払いが増えたことが要因と言われています。現在SDGsの取り組みの一つ脱炭素社会の実現に向け、その取り組みが世界中で加速しています。

とはいえ、急激な気候変動の要因の一つである温暖化がすぐに改善されるとは思えません。

このことからも火災保険料の値上がりは今後も続くと見られています。

また、台風や豪雨等、急激な気候変動による大規模自然災害が増加していることから、将来の損害率予測が困難になっていることを背景に、「保険期間10年契約の販売停止」も実施されます。

「保険期間10年契約」は10年分の保険料を一括で支払うため、毎月や毎年または5年分を一括で支払う場合と比べて総払込保険料が低廉化されています。そのため、10年一括で支払うことができなくなることは、今まで10年一括で支払われていた方、これから10年一括で支払おうと考えていた方にとっては、結果的に保険料負担が増加することになります。

このような状況を踏まえ、当社では当社加入・他社加入問わず、お客さまがご加入の火災保険の内容点検、上手なご加入方法についてアドバイスさせていただいております。

保険料の値上がりや保険期間の短縮が適用されるのは、改定が実施される2022年10月以降に新規加入あるいは更新した契約に対してです。そのため、それ以前に契約すれば改定の影響を先送りすることができます。

ぜひこの機会にご自身の契約について見直しをしてみませんか?

ご興味がある方は、ぜひ担当者にご連絡ください!