「寒さによる事故」等にご注意ください

事務員の松井です。

私たちの住む清水区は比較的「温暖で過ごしやすい」地域だそうです。
しかし11月からは朝晩の冷え込みや海風の強まりにより事故が増える季節でもあります。特に気を付けていただきポイントを皆様にご紹介させて頂きます。

1『海風による体温温度低下』
清水区は三保半島・清水港を中心に海に囲まれており、晴れた日でも海風で体温温度が下がりやすいそうです。
危険ポイントとしては、自転車通勤などの方が手足の冷えでブレーキ操作が遅れる、清水では特に港周辺で風が強い日の転倒リスクや夜間の散策やランニングでの冷えからの体調不良が挙げられます。
対策としては、ネックウォーマーや手袋等で防寒対策を行う、風の強い日のスピードを抑えること等が挙げられます。

2『放射冷却で朝の冷え込みが急に強まる』
清水区は晴天率が高いため11月は放射冷却で朝の気温が一気に下がる日が多い傾向にあるそうです。
危険ポイントとしては、路面が冷える事で自転車のスリップや急ブレーキの転倒に加え、自動車ではタイヤが冷えグリップが落ちやすく事故に発展しやすくなること、体が冷えた状態での集中力の低下が挙げられます。
対策としてはタイヤの空気圧や摩擦のチェックをこまめに行うこと、自転車の場合は手足を温めるなどしてからの走行等です。急な冷え込みは知らず知らずのうちに体力や集中力を奪い、交通事故や転倒事故の要因となります。

3『朝晩の冷え込みのためヒートショック』
特に庵原や草薙一帯は気温差が出やすい傾向にあるといいます。
危険ポイントは冷えた脱衣所から熱い浴槽への移動や夜遅い時間帯の入浴等が挙げられます。
ヒートショックは入浴前と後両方に可能性がありますが、去年の11月の調査では入浴前の脱衣所での発生率は56%と半数以上という結果があるそうです。
これは暖かいリビングから急に寒い脱衣所や浴槽へ移動することによる急激な温度変化が血圧の上昇・急降下を引き起こすためです。この急激な血圧の変動がヒートショックの原因となります。
したがって、対策としては入浴前に脱衣所や浴槽を暖めておくことや、温度差が大きい日の入浴等は短めに行うなどして温度差を少なくすることが非常に重要とのことです。

4『家庭での暖房器具を使用ことによる火災』
危険ポイントは、ストーブ周りに布類を置いたままにする、コンセント周りの埃によるトラッキング火災、フィルターの汚れによる機器トラブルなども火災の大きな原因となります。
対策としては、暖房器具のフィルター清掃やコンセントの周りを定期的に確認することも重要と思います。

5『日が短く急に暗くなる』
特に夕方5時前後に事故が増えやすい時間帯となり、海沿いなど照明が少ない場所では特に注意が必要となります。
対策としては、早めのライトの点灯や歩行者や自転車の方は反射板を活用するなど、お互いに身を守るための行動が大事になってきます。

ここまで、危険なポイントや対策を簡単ではございますが紹介させて頂きました。
今回の記事を作成していて、「寒くなって体が思うように動かなくなる、日が短くて急に暗くなり事故が起きやすい・・・・当たり前のことでは・・??」と思いました。
しかし、当たり前のことだからこそ事故が起きやすく、それを防ぐための対策もまた
当たり前のことと思って疎かになってしまうからこそ事故が起きる危険が高まるのだと再認識しました。

12月も目前となりこれからイベント等も多くなります。
11/15~来年3/1まではエスパルスドリームプラザ付近/清水港において、海辺の夜景とともに、イルミネーションが港町を優しく素敵に彩っているそうです。

又、寒さとは関係ないですが、県立美術館では来年1/4まで「金曜ロードショーとジブリ展」が行われており、連日県外からも多くの人で賑わっているそうです。
「寒さ」「乾燥」などが同時に訪れるこの頃、様々な事故が増えやすい季節です。
ですが、先ほども少し触れましたが「日ごろの小さな習慣を行うことで大きな事故を防ぐこと」につながります。
これから更に冷え込みが激しくなり体調を崩しやすくなる季節です。
暖房器具などを正しく使用し、乾燥等にも気を付けながら日々をお過ごしください。
少しでも皆様の日々の生活にお役立てていただければ幸いです。

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