要注意?!家庭で起こりえる電気火災について

事務員の松井です。

最近以前より、冬らしい寒さになってきましたね。

皆様体調など崩されていないでしょうか?

こんなに寒いとコタツや暖房器具など皆様それぞれ寒さ対策をしているのではないでしょうか。

我が家でも暖房を入れないと朝晩の冷え込みが耐えられず、使用し始めました。

ただ暖房を使用すると困るのが、乾燥です。暖房を使用するなら加湿器もセットで使用しないとすぐに喉をやられてしまいます(苦笑)

ご存じの方も多いと思いますが、皆様適当な湿度はご存じですか?

適当な湿度は50%が目安だそうです!

湿度が60%を超えるとカビやダニなどの発生数が大きく増え、逆に40%を下回るとインフルエンザやウイルスの活動が活発になるそうで・・・。調整もなかなか難しいですね。

さて、今回はそんな乾燥ではなく「家庭で起こる電気火災」について皆様と共有できればと思います。

近年、家庭内での火災事故が増えており、その原因として特に多いものが電気に関する火災だと皆様ご存じでしょうか。

10年前と比べ、約4割も増えており特に家庭で使用されている延長コードの配線部分やプラグ部分での火災、スマホなどに使用されるリチウムイオン電池が普及したことによるバッテリーに起因する火災が多くみられるそうです。

そんな延長コードやプラグ部分ですが、どの部分で火災が発生しやすいかというと・・・。

延長コードでは長さに余裕があるものを束ね、束ねた部分が曲がって断線したり、発熱したりして出火したり、椅子や冷蔵庫の足に配線が踏まれ断線して出火することもあるそうです。

プラグ部分では、長時間の挿しっぱなし、ほこりや水分の付着でショートする「トラッキング現象」で出火することもあるそうで、特に注意しなければいけないのは「踏みつけ」や「トラッキング」による火災は「電化製品を使用していなくてもコンセントに刺さっていれば電流が流れており、出火の原因になる」ということで、いつ発生してもおかしくないという危険性があります。

 

リチウムイオン電池の火災ではスマホやモバイルバッテリー、コードレス掃除機、電動アシスト自転車などより身近な製品で発生していることが多いそうです。

出火の原因の一つは「力が掛かること」だそうで、例えば製品を落としたり、スマホをズボンの後ろポケットに入れたまま座ったり、バックの中で他の物の下敷きになったりなど。力が掛かると電池内でショートし雨に濡れたり、水につかってしまったりした時に使い続けることも侵入した水か影響して火災に至るそうで、使用環境にも影響し、高温の社内にバッテリーを置きっぱなしにすると出火する可能性があるそうです。

 

配線やバッテリー絡みの火災を防ぐためには・・・?

★製品を使用しない際はプラグを抜くこと

★定期的な清掃

★配線が踏まれたり曲がったりしていないかの確認

など・・決められた許容の電力量を守って使用することが大切なんですね!

★衝撃を与えないようにし、高温や水濡れを避ける

★使用中、製品が以上に厚くなり膨らんだときは劣化の可能性があるので使用をやめ、メーカーに相談することが重要なポイントだそうです。

では、もし発火してしまった際の対処は??

☆コンセントから電源プラグを抜くことが重要☆

繋がったまま水をかけると、ショートする可能性があり、リチウムイオン電池は可燃性の電解液が入っている為、一度火が付くとバーナーのように火が噴き出てきたり、ケースが破裂して飛んでくることもあるそうで、消火時の二次災害に気をつける必要があります。

また、一度火が収まっても内部に電気が残って再び出荷する可能性があります。

例えば、スマホやモバイルバッテリーであれば鍋や桶に水を張って浸水させると再発火を防げるそうで、水をかけて消化した時も火が収まった後、水につけておくと安全だそうです。

また、ご家庭でリラックスにために使用する「アロマオイル」も出火の原因になることがあるそうで、アロマオイルが染み込んだタオルと洗濯後、乾燥機にかけるとタオルから発火する危険性があり、オイルが酸化発熱するため洗濯で十分に落としきれない場合、乾燥機の熱が衣類に留熱して発火することがあるそうです。

調理や自動車整備などで油が付着した衣類にも同様のことが起こるため、対策として自然乾燥にすること、油を十分に除去できる洗剤を使用すること、乾燥後はすぐに取り出すなどが大切なポイントだそうです。

 

又、珍しい火災として「収れん」という現象があるそうで、鏡やペットボトル、水槽などに太陽光が当たって光が集中することで、発火してしまう現象のことだそうです。

夏場に出火率が高いように思えますが、実は冬から春先にかけて空気が乾燥する今の時期からが出火率が高いそうです。

特に寒い時期は、日光を採り入れようとカーテンを開けっぱなしにする方も多い様で、直射日光が当たる窓際に光が反射・屈折しやすいものを置かないことが大切だそうです。

 

長くなってしまいましたが、今回は家庭での電化火災について皆様にお話しさせて頂きました。

冒頭でも触れさせて頂きましたが、これから更に冷え込みが激しくなり体調を崩しやすくなる季節です。

暖房器具などを正しく使用し、乾燥にも気を付けながら日々をお過ごしください。

少しでも皆様の日々の生活にお役立てて頂けると幸いです。