津波警報から学ぶ “いざ” への備えについて
7月30日カムチャツカ半島付近を震源として発生した強い地震により、私たちが暮らしている静岡市清水区にも津波警報が発令されました。
平日の日中に発生した出来事でもあり、多くの方が不安と混乱に見舞われたことと思います。
今回は大きな被害等はありませんでしたが、またいつこのような事態に遭遇するかは誰も予想はできないかと思います。
そこで、今回の経験を経て感じたこと、学んだことを下記にまとめてみました。
■ 7/30の津波警報が教えてくれたこと
7月30日に発令された津波警報では、郵便局やコンビニをはじめ多くの店舗が休業し、道路規制や電車の運行見合わせなど、私たちの生活にも大きな影響が出ました。
この時は日本国外の地震が原因で、揺れを感じないまま突然の警報。多くの方が「本当に避難するべき?」「どのタイミングで戻ればいい?」と迷ったのではないでしょうか。
■ 避難の大切さと現実の難しさ
津波は一度きりではなく、何度も押し寄せることがあります。そして、警報が出た場合は揺れを感じなくても必ず避難行動を取ることが命を守る最優先の行動です。
一方で、今回のように警報が長時間続くと、仕事や生活への影響、家族との連絡の難しさなど、「現実の壁」に直面することも事実です。
■ 今できる備え
だからこそ、平常時から「迷わず行動できる準備」を整えておくことが重要です。
- 家族や職場で避難場所と連絡方法を共有
- 防災リュックを玄関や車に常備
- 津波ハザードマップで危険区域と避難経路を確認
- 防災アプリで最新情報を取得できるようにしておく
■ まとめ
自然災害は予測が難しく、社会全体に大きな影響を与えます。7/30の出来事は、私たち一人ひとりが「備え」と「行動」を意識するきっかけとなりました。
そして、生活を守るためには物理的な備えと同じくらい、万が一の後に生活を立て直す備えも大切です。火災保険や地震保険の補償内容を見直し、いざという時に安心できる環境を整えておきましょう。
また上記に加え、私たちの得意分野である【自動車保険の豆知識】についてご紹介します!
自動車保険の車両保険では、津波による損害は補償対象外になります
昨日も、海や川の近くのお客様が高い所に車を避難されていたようです。
【地震・噴火・津波車両全損時一時金特約】をおつけいただいたご契約でもお支払できる要件としてはご契約自動車の下記項目が重要となります。
・フレーム、サスペンション、原動機などに所定の損害が生じた場合
・運転席の座面を超えて浸水した場合
・流出または埋没し発見されなかった場合
上記のような損害が確認できた場合に、一時金として50万円(車両保険金額が50万円を下回る場合はその金額)をお支払いできます。
ご自身の自動車保険が対応できる内容になっているか今一度ご確認してみてください。