台風15号その後
先月にも静岡市内でとても強い雨が降った夜がありましたね。
台風15号のような大雨を思い出してドキドキしました。
9月24日未明にもたらした台風15号の被害ですが当社のお客様では
建物に被害が生じた方が40件、お車に被害が生じた方が130件余りでした。
水災による保険金を受け取られても、建物や家財の片づけ・修理等は、手つかずの状態の方が多く、自動車に至っては「買替が必要だが代わりの車がまだ見つかっていない」、「新車の注文待ち」、「納車待ち」と様々な状況です。また保険金支払いがまだ完了していないお客様も多数いらっしゃいます。
保険ではありませんが、よくお客様に、「市から見舞金が出るらしいけど、(いくら貰えるの?どのように請求すればいいの?」と質問されます。
台風15号に伴う静岡市独自のお見舞金交付額は、全壊が1世帯10万円、半壊同5万円、床上浸水同2万円となっています。
申請に必要な書類等は、【1】身分証明書【2】罹(り)災証明書【3】印鑑【4】床上浸水の被害が確認できる写真などの書類で、各区役所の地域総務課で受け付けているとのことです。
お見舞金が交付されるものの全壊でも10万円の交付であり、当社のお客様のほとんどが床上浸水であっても2万円のお見舞金交付に該当でしたので、静岡市のお見舞金だけでは到底復旧に追いつきません。
その為、火災保険において「水災補償」をしっかり付帯しておくことが、今回のような水災に対する準備として大事なことの一つです。また、お車の水災に対する準備には、自動車保険の「車両保険」が不可欠です。
火災保険を例に挙げると、水災に備える補償内容が数種類存在することから、自分が加入している火災保険がどのような補償内容なのか、自動車保険に「車両保険」が付帯されているか、今一度ご自身が加入している保険会社や代理店に確認してみてください。
数年前から、静岡県では線状降水帯の発生率が、日本国内においてダントツに上昇しています。これを踏まえると、これから毎年台風シーズンは、水災に遭わないか心配しなければなりません。水災に遭ってからでは遅いです。今すぐ準備しましょう。
ご不明な点は、当社にお問い合わせください。