ハザードマップをご活用ください
近年の自然災害の多さに防災意識が高まっている方も多いかと思います。
国土交通省は7月31日、2022年の水害による物的被害額が全国で6081億円だったとの確報値を発表しましたが、そのうち2014億円の被害が静岡県との事でした。
それだけ静岡県において、防災意識を高める事が大事だと思われます。その事を踏まえて、今回は防災にお役立ていただけるハザードマップについて情報をお届けします。
そもそもハザードマップとは...
自然災害による被害の軽減や防災対策に使用することを目的とし、被災想定区域、避難場所、避難経路などを示した地図のことです。災害が発生した際に、ご自身が住まわれている地域にどのような危険があるのか事前に知ることができます。
例えば、浸水の災害が発生した際に、事前に決めていた避難経路が冠水していた場合、避難場所までたどり着くことは困難になります。
いざ別の経路を探そうとしても、災害が発生したことをきっかけにインターネットが利用できないなどの理由で安全な経路の確認ができない場合も想定し、事前にハザードマップで安全な経路を複数確認しておきましょう。
ハザードマップはほとんどの自治体がホームページにて公開しておりますが、多くのハザードマップは災害の種類別に作成されており、ひとつひとつを確認するのは大変かと思います。
国土交通省が公開している重ねるハザードマップは、お住まいの住所を入力し、災害種類を選択するだけで複数の情報を簡単に確認することができます。
国土交通省 ハザードマップポータルサイト(外部サイト)
ぜひご活用ください。